【新華社カイロ11月1日】アラブ議會のアスーミー議長はこのほど、エジプトの首都カイロで新華社の単獨インタビューに応じ、中國が打ち出した「一帯一路」共同建設などの重要なイニシアチブは世界の発展と安全を推進するとし、「世界的に積極的な影響をもたらし、各國の距離を縮めた」と述べ、アラブ議會として「一帯一路」構想を支持すると表明した。
同氏は「『一帯一路』構想は共同建設國の間で互恵ウィンウィンのパートナーシップを構築し、共通の利益を増進し、極めて重要な意義を持っている」と指摘。これらの共通利益は各國が直面する問題の解決に役立つとし、アラブ議會は「一帯一路」構想が世界各國に恩恵をもたらすと考えていると述べた。
同氏によると、アラブ連盟は「一帯一路」構想を歓迎。中國はすでに「一帯一路」の枠組みの下、多くのアラブ諸國と協(xié)力し、大型プロジェクトの実施を推進している。中國がここ數年で打ち出したグローバル開発イニシアチブ、グローバル安全保障イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブも圧倒的多數の國から歓迎を受けている。同氏は、これらのイニシアチブはいずれも積極的な影響を生み、國際社會に利益をもたらしていると語った。
アラブ議會はアラブ連盟の常設機関として2012年12月に設立された。アスーミー議長は8月に代表団を率いて中國を訪れている。同氏は、中國が絶対的貧困の撲滅で収めた大きな成果を高く評価するとし、「中國共産黨は中國の発展推進において指導的役割を発揮している。訪中の際には中國共産黨が人民と緊密に結びついていることを感じた。これは言葉にだけではなく、行動やプロジェクト、具體的な活動にも表れている」と述べた。